横型本棚製作1

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ラジアータパインの集成材B品を使用しての本棚製作です。

サイズは高さ100センチ 幅300センチ 奥行33センチの横長の一体型の大型本棚です。

サイズが大きいので現地組立式でパーツを製作しています。

 

この本棚は当工房の事務所用に、仕事の片手間に製作しています。

 

 

構造も比較的簡単なものにしました。指物要素は出来るだけ省き強度もあるけど時間もできるだけ短縮コースです。

両側のみホゾで位置決めの意味も含めて固定する構造にして、立てりの板の上下には10ミリのカッター刃で溝を突いてインロー(正式名称ではないと思います)と呼ばれる、フラッシュ家具の製作方法を取り入れた工法で製作します。

 

購入して三年経ってます。

お世話になっている倉敷木材さんのイベントにて値段はウロ覚えですが50センチ×300センチの厚み1.8センチで3000円しなかったと思います。

材料的には言い方悪いですが悪材ですが、着色するので問題ないです。

 

それにしても近年集成材も含めて木材の値段が高騰しているので頭が痛いです。

ホームセンターで売っているホワイトウッドも3年前大量に購入した時、298円だったのがB品で398円!

マジか!思わず声がでました。

 

 

木が高いので家具の値段が上がるのも当然です。

 

学生の頃みたウェグナーのY chairの値段もずいぶん値上りしましたし。

いつだったかブルーホーンチェアが限定製造で一脚20万くらいで販売した時期があり、お金持ってませんでしたが安いな!

持っていたら買っていたと思います。それが今60万〜みたいな表記がありとても手が出ません、というか図面あるから自分で作る方が早いかもです。

 

すいませんm(_ _)m 話が脱線しました。

 

 

 

側の溝掘りハンドルーターで加工しています。

高級本棚になるとアリ組み等の組み手になります。

 

 

 

インロー加工。

町工場で飛び交う名称には意味不明なものがたくさん存在します。

意味を聞いても大概「わからん!」の一言。

 

長野、宮崎でお世話になった先生達は、その辺厳しく正式名称は正しく覚えるが鉄則な感じでした。

 

このインローとは、フラッシュ加工で説明しますと厚み30ミリの板を作る場合、使用する合板の厚みにもよりますが2.5ミリの化粧合板を左右からサンドイッチすると、芯材は25ミリで作ります。その25ミリと同じ又はコンマ2〜3ミリ薄く削り、写真のような溝にススっと、硬くもなく緩くもない、そしてどん突き(底に当たらない)にならない固定板を作り、立てり等の構造上組立の難しいパーツの固定に使用する技です。

 

今回は無垢の仕事でこの技がどこまで使えるかの実験でもあります。

 

実際加工しての判断は、いまのところ微妙です。

集成材が一部反っているので溝を突くと均一な溝ができないので組み立ての時に際、微調整が必要になってきます。

穴さえ掘れれば反っていてもたいして問題はないのですが、最初から反っているのは加工が難儀です。

 

インロー便利ですが無難はホゾ加工かな〜と。

ダボもポピュラーですが、ダボあけの機械もないし手で位置決めするには量が多いので遠慮しました。

どの加工にするかは値段とサイズと時間、判断に毎度一番神経注ぎます。

 

 

つづく

 

 

 

 

 

 

 

 

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